グーグル、自律走行車の「運転手」を募集--アリゾナ州でデータ収集へ

Stephen Shankland (CNET News) 翻訳校正: 湯本牧子 高森郁哉 (ガリレオ)2016年05月16日 10時27分

 Googleは、自律走行車がわれわれを運転という退屈な時間から解放すると約束している。しかし、そんな素晴らしい日が来る前に、一部の人が自律走行車の運転席に長時間座ってデータを収集し、Googleがバグを取り除けるようにする必要がある。

 幸い、この人々には報酬が支払われる。The Arizona Republicによると時給20ドルだという。Googleが新たに自律走行車の試験走行を開始した第4の地域、アリゾナ州フェニックスのドライバーを対象としたGoogleの求人広告で、同社は1週間に30~40時間運転する人を募集している。

 ただし、リラックスしてできる仕事ではない。被雇用者は、1分間に40語をタイプできなければならず、「ペースの速い環境で無理なく作業」する必要があるほか、「さまざまなハイテクおよびローテクの媒体を介して、最大4つのコミュニケーションチャネルを同時に管理することもある」という。しかも、車のコンピュータシステムから注意をそらしてはならない。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]