グラフィックスチップメーカーのNVIDIAが2017会計年度第1四半期を発表した。ディープラーニングテクノロジの急成長が寄与して予想を上回る業績を記録したという。
第1四半期の純利益は1億9600万ドル(1株あたり33セント)だった。非GAAPベースの1株あたり利益は46セント、売上高は前年同期比13%増の13億ドルだった。
ウォール街は1株あたり利益が32セント、売上高が12億6000万ドルと予想していた。
NVIDIAの最高経営責任者(CEO)兼共同創設者であるJen-Hsun Huang氏は声明の中で、「当社の成長を加速させているのはディープラーニングである。GPUの強大なコンピューティング能力を利用して、人工知能のアルゴリズムを学習する新しいコンピューティングモデルだ。このテクノロジの導入がさまざまな業界で進んでおり、当社のGPUの需要が高まっている」と述べた。
NVIDIAは第2四半期の見通しについて、売上高が13億5000万ドル(プラスマイナス2%)と予想している。アナリストは売上高が少なくとも12億8000万ドルになると予想している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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