Makuake

“壺形”イヤホンや360度スピーカー--新オーディオブランド「campino audio」誕生

 元大手オーディオメーカーのエンジニアとデザイナーが集結し、オーディオブランド「campino audio」が誕生した。

 サイバーエージェント・クラウドファンディングが運営するクラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」において、そんなcampino audioのハイレゾ対応イヤホン「CP-IE300H」とハイレゾ対応ポータブルスピーカー「CP-SP500H」のプロジェクトが開始されている。

「campino audio」
「campino audio」

「壺」をイメージしたハイレゾイヤホン

 CP-IE300Hは、「壷」をモチーフにしたイヤホン。販売予定価格は6500円。軽量かつ剛性の高いアルミニウム削り出しのハウジングによって、不要な振動とノイズを抑えているという。さらに、本体に丸みを持たせることで耳への違和感を和らげ、ノズルの長さを調整することによりフィット感を実現した。

ドライバーユニットの配置を最適化
ドライバーユニットの配置を最適化

 ボイスコイルを振動板に直結したドライバーユニット(直径8mmダイナミック型)は伝達ロスとノイズを軽減し、のびやかな高音域を実現する。感度は94dB/mW、再生周波数特性は5Hz~45kHz、最大入力は200mW以上(IEC)。4芯が独立したケーブルを採用し、左右の音のセパレーションを追求している。

芯の独立ケーブル
芯の独立ケーブル

360度から音楽を楽しめるスピーカー

 CP-SP500Hは、器の「高台(こうだい)」の形を底面に取り入れることで、剛性を上げ、安定性をもたせたスピーカー。販売予定価格は1万4800円。裏表の概念を排除し周囲360度から音楽を楽しめるデザインを採用した。スピーカーは左右対称に配置され、スピーカー、ツイーターはそれぞれ4つの独立したアンプで駆動する。

「音」を主役とし、音を演出するための道具をコンセプトにデザイン
「音」を主役とし、音を演出するための道具をコンセプトにデザイン

 aptX、aptX LL、AACコーデック採用により、Bluetoothでも高音質なワイヤレス再生を実現。aptX LL対応端末と接続すれば、ゲームなどで発生する音の遅延が低減できるという。ただし、ハイレゾ再生には有線接続が必要。外形寸法は230×70×69mm。重量は約960g(本体のみ)。

コンパクトなボディからは想像も出来ない驚きの高音質
コンパクトなボディからは想像も出来ない驚きの高音質

 Makuakeでの目標金額は50万円。記事執筆時点(5月3日18時)で、目標を大幅に上回る約330万円の資金を集めている。プロジェクトの残り日数は26日。

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