「freee」と「Dr.経費精算」が連携--経費データをワンクリック登録

 freeeは4月18日、BearTailと業務提携したと発表した。これにより、BearTailが提供する経費精算ソリューション「Dr.経費精算」と、freeeが提供する「クラウド会計ソフト freee」のデータ連携が可能となる。

「Dr.経費精算」
「Dr.経費精算」

 Dr.経費精算は、中小企業や個人事業主向けの経費精算ソリューション。申請承認ワークフローのクラウド利用により、企業内で紙やExcelで管理されていた経費管理の、ペーパーレス化を支援する。

 freeeは、中小企業や個人事業主をターゲットにしたクラウドベースの会計ソフト。銀行口座やクレジットカードの明細を自動で取得でき、記帳作業を自動化。経費精算機能や請求書作成機能も搭載しており、売掛金や買掛金の管理、経営レポートの確認や分析が可能だ。

「クラウド会計ソフト freee」
「クラウド会計ソフト freee」

 データ連携により、Dr.経費精算を利用して登録した経費データを、ワンクリックで freeeの会計データとして登録できるようになった。今後は、Dr.経費精算利用時に、CSVの出力・取り込みなどに対応する予定だ。なお、データ連携には「OAuth」認証を採用している。

 今回のデータ連携は、freeeが提供する開発者向けAPI「freee API」を用いることで実現。freeeでは、BearTailと他のソリューションでも提携を広げ、さらなる会計管理業務の効率化や生産性向上を目指すという。

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