Microsoftは米国時間4月15日、「Windows 10」の「Edge」ブラウザで、プラグインを使わなくても「Skype for Web」「Outlook.com」「Office Online」「OneDrive」の音声、ビデオ、およびグループビデオ通話機能を利用できるようになったと発表した。
関係者によると、この新機能は、Edgeが「ORTC」メディアエンジンを使うことで実現されているという。
最初にサポートされるプラグイン不要のSkypeシナリオには、以下のものが含まれる。
Microsoftはプラグイン不要のSkypeサポートをほかのブラウザでも提供する取り組みを今も続けている、と関係者は15日のブログ投稿で改めて述べた。
「『Google Chrome』および『Firefox』ブラウザの両方で『H.264』ビデオコーデックがサポートされるときに備えて、われわれは両ブラウザとの間で音声とビデオの相互運用性を実現する取り組みを今後も続けていく」(ブログ投稿)
プラグイン不要でSkypeを利用できる新機能は、現時点ではプレビュー段階とみなされている。「Windows 10 Build 10.0.10586」(11月のアップデート)以降のビルドのEdgeで有効化されている。Microsoftが警告しているように、「画面共有、固定電話や携帯電話への電話といった一部機能には、プラグインのインストールが必要」である。さらに、リモートの参加者がデスクトップ版Skypeやモバイル版Skypeの最新バージョンを使用していない場合、ユーザーはプラグインのインストールを促されることもある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス