クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で、見とれるほど美しく、本物と錯覚するほど精密でリアルな月球儀「MOON」を見つけたので紹介しよう。
MOONは、米航空宇宙局(NASA)の月周回探査機「ルナー・リコネサンス・オービター(Lunar Reconnaissance Orbiter:LRO)」で得られた観測データにもとづき、月を2000万分の1スケールで再現した模型。直径は173mm。もちろん、地球から見えない月の裏側も確認できる。
アーム長260mmあるLED照明装置が周囲を回転して太陽のようにMOONを照らす。クレーターの凹凸まで正確に再現しているため、LEDの光が当たると本物の月と同様に影が現れる。
LED照明は、手で動かして好きな位置に固定できるほか、30秒で月の満ち欠けを再現するようモーターで回転させられる。さらに、照明が約29日12時間44分2.80秒で1周するモードを選ぶと、空にかかっている本物の月と同期した満ち欠けが目の前で楽しめる。
開発チームは、1150万分の1スケールで直径300mmの大きなモデルも用意している。ただし、こちらには照明が付属しない。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間5月13日まで。記事執筆時点(日本時間4月15日13時)でキャンペーン期間は28日残っているが、すでに目標金額2万5000ポンドを余裕で上回る約2万9000ポンドの資金を集めている。
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