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鉄道や航空各社、ぐるなびら21社が力を結集--本格「訪日外国人ガイド」が完成

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「LIVE JAPAN PERFECT GUIDE TOKYO」

 ぐるなび、東京急行電鉄、東京地下鉄は4月13日、21の参画企業と共同で進めていた訪日外国人向けガイドサービス「LIVE JAPAN PERFECT GUIDE TOKYO」の提供を開始したと発表した。

 LIVE JAPAN PERFECT GUIDE TOKYOは、東京の“今”が分かる「施設ガイドサービス」。訪日外国人の困りごとやニーズに応える「便利機能サービス」を用意。東京の楽しみ方や日本の文化などを伝える「情報コンテンツ」も含めた3サービスを提供する。

 施設ガイドサービスでは、訪日外国人の主な目的である「観光する」「食べる」「買う」「泊まる」の4ジャンルの情報を提供。「LIVE情報」では、「遊園地 15:00から忍者ショー開催」「寿司屋 空席あり」といった、LIVE JAPANで紹介されている施設や店舗が発信するリアルタイム情報を受け取ることができる。また、各施設の特徴や場所を調べることができ、SNSへの共有にも対応する。

 リアルタイム情報は、LIVE JAPANが提供する「ライブ情報多言語変換システム」を利用することで、日本語から英語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語に変換できる。イベント情報や空席・空室情報、クーポン情報などを配信できる。同システムは、ぐるなびの外国語版メニュー多言語変換システムのノウハウを活用している。

 便利機能サービスでは、ATMや観光案内所、Wi-Fiスポットなどの19カテゴリの場所を探せる「便利マップ」。経路検索、空港バス情報、フライト情報がチェックできる「交通案内」や、110番や119番、大使館などの情報を集めた「緊急時ページ」を利用できる。

 情報コンテンツでは、東京の楽しみ方や季節のトレンドなど旬を伝える「特集コンテンツ」。神社のお参りの仕方といった日本の文化を紹介する「文化紹介コンテンツ」。電車の乗り方、レストランでの支払いの方法など「ハウツーコンテンツ」の3つを軸に情報を掲載する。

サービスの特徴
サービスの特徴

 対応言語は8言語。日本語、英語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語、マレーシア語、インドネシア語、タイ語に対応する。また、施設ガイドサービスや便利機能サービスについては、日本語、英語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語の5言語をサポートする。

 参画企業は、エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム、小田急電鉄、ぐるなび、京王電鉄、京成電鉄、京浜急行電鉄、相模鉄道、西武鉄道、全日本空輸、東京急行電鉄、東京空港交通、東京国際空港ターミナル、東京地下鉄、東京都交通局、東武鉄道、成田国際空港、日本航空、バニラ・エア、東日本旅客鉄道、ヤマト運輸、PeachAviation(50音順)の21社局。

 参画企業の主な役割として、サービスの連携だけでなく、各社局が運営する施設や乗り物でのLIVE JAPAN PERFECT GUIDE TOKYOの告知、案内の実行ほか、沿線にある施設・店舗などの情報収集と発信。運行情報や時刻表を始めとした情報コンテンツの提供を行う。

ガイドサービスにはインフラ企業の参画が必須

 訪日外国人の増加に伴い、多言語での観光情報サービスも数多く存在するようなった一方で、訪日外国人にとってはサイト選びが困難になり、目的や用途によってサイトを使い分ける必要があった。そこで、参画企業21社局の力を結集し、訪日外国人の目線で必要とされている情報やサービスを提供するワンストップのガイドサービスを作ったとしている。

 提携に至った背景としてぐるなびの広報担当者に確認したところ、同社代表取締役会長の滝久雄氏が、もともと交流のあった東京急行、東京地下鉄(東京メトロ)のトップと意見交換したことがきっかけだという。

 各社ともそれぞれ2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、アプリなど情報サービスを作るという構想を持っていたことが分かり、訪日外国人向けの情報サービスを構築しようと提供の合意に至った。

 ただし、3社だけではサービスの構築には十分でなく、インバウンドでは外せない鉄道会社、航空会社、公衆Wi-Fiなどインフラを提供する企業など、垣根を越えて集まればしっかりしたサービスが提供できると声がけして参画を募ったとしている。

 今回のプロジェクトでは、ぐるなび、東京急行、東京地下鉄は事務局として参画企業を募っている。2020年を目標に提供するため、参画企業は今後も募集していく。また、今回のプロジェクトの意義に賛同して頂ければ海外のサービスなどとの連携も視野に入れていくとしている。

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