Facebookは、人工知能(AI)の一分野である「機械学習」の新たな活用法として、同社が抱える膨大な写真と動画を検索する複数の方法を披露した。
米国時間4月13日、応用機械学習グループを率いるJoaquin Candela氏は、同社の年次開発者会議「F8」で、「画像を詳細に解析し、個々の画素レベルで理解する手法について研究している」と語った。
こうした手法としては、「snow(雪)」というキーワードをタイプすると、その人が前回雪山を訪れたときの写真が表示される、といったような例が考えられる。Facebookがこのツールをさらに発展させて強化すれば、雪と2本の木、4人の人間、そして背景に山小屋が写った写真を見たいと命令できるようになるかもしれない。
また、Facebookは、動画向けのAIにも言及した。この技術は字幕の自動生成に使える可能性がある。あるいは、顔認識を利用して、動画に写っている人や、その人が登場するタイミングに自動でタグ付けが可能になるかもしれない。
さらにはスマートフォンのカメラで撮影した動画をFacebook上で他のユーザー向けに生中継できる、同社の「Facebook Live」機能にも応用できそうだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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