騒がしい地下鉄などでは、ノイズキャンセリング機能付きヘッドホンやイヤホンを使いたい。周囲の騒音が軽減されるので、再生音を大きくする必要なく、耳を痛めずに音楽が楽しめる。ただし、知人に出会ったり、道を尋ねられたりして声をかけられても、気付きにくいのが難点だ。
そんな問題は、高度なノイズキャンセリング機能を備える耳栓型Bluetoothイヤホン「Nuheara IQbuds」で解決できる。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中。
IQbudsは、耳栓型でケーブルが完全にない形状のワイヤレスイヤホン。マイクも搭載しており、通話やSiriなどの音声アシスタント操作にも使える。ノイズキャンセリング機能も備え、騒音に煩わされることなく音楽が聴ける。さらに、周囲の音を強調する機能も持っている。
一般的なノイズキャンセリング機能を発展させた「Super Intelligent Noise Cancellation(SINC)」技術により、環境音を小さくするだけでなく、選択的に強調して音楽再生音などとミックスする。これにより、騒音をカットしつつ話し声を通し、地下鉄のなかで会話しながら音楽を楽しむ、といった使い方が可能。
ノイズキャンセリングや音声強調の特性は、ユーザーの好みに合わせてスマートフォン用アプリで調整する。IQbudsをタップすると、Bluetooth経由で流している音楽を中心に聴くモードと、周囲の音をミックスするモードを切り替えられる。IQbudsのタップ操作は、着信の応答や、音楽の再生と停止も制御できる。
フル充電で、4時間のBluetooth音楽再生が可能。キャリングケースはIQbudsを3回フル充電できるようになっていて、ケースに入れて持ち運ぶことで累計バッテリ駆動時間は16時間になる。
Indiegogoでの目標金額は5万ドル。記事執筆時点(日本時間4月11日11時)でキャンペーン期間は24日残っているが、すでに目標の5.5倍に相当する約27万5000ドルもの資金を集めている。
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