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名刺管理の「Eight」、ひそかに進むSNS化と見直しておきたい公開設定

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 名刺管理アプリ「Eight(エイト)」は、スマートフォンやPCで名刺情報を管理できるサービスだ。2015年からSNSとしての機能が次々に追加され、進化を遂げている。Eightユーザーは、自分の情報がどの範囲で公開されているのか、プライバシーは漏れていないのか、一度設定を確認してみるのもいいかもしれない。

名刺管理アプリ「Eight」はSNSとして進化している

  • 無料で利用できる名刺管理アプリ「Eight」。名刺データをダウンロードできる「Eightプレミアム」は月480円または年額4800円で利用できる

 「Eight(エイト)」は、スマホのカメラで名刺を撮影するだけで名刺管理ができるアプリだ。撮影された名刺データをオペレーターが人力で文字データに変換するため、正確な情報を管理できる。また、名刺データはスマホだけでなく、PCでも閲覧することができるため、必要なときにすぐ情報を引き出せる。

 Eightで管理すれば、「あの人のメールアドレスは何だっけ」と名刺入れをひっくり返して探す必要はなく、アプリで名前を検索し、表示されたメールアドレスをタップするだけでメールを送信できるようになる。

 また、Eightを利用している同士なら、アプリ上で「つながる」ことができるのも大きなメリットだ。つながる条件は、お互いに相手のメールアドレスが記載されている名刺を登録していたり、連携しているFacebookで「友達」同士だったりすることだ。条件が揃わなくても、「名刺交換リクエスト」を送り、承認されることでつながることもできる。

 Eightでつながると、転職や異動で相手の名刺が変更された場合に通知が来るようになる。常に最新の情報を管理できるため、以前の勤め先に連絡してしまうといった無駄がなくなるだけでなく、相手の転職先を知ることで新たなビジネスを生み出せる可能性もある。

 こうしたサービスが無料で利用できることもあり、ユーザー数は100万人を突破し、名刺管理サービスの中で一歩抜きんでている状態だ。

 そしてEightは、2015年から続々とSNS機能を追加している。Eightユーザーを検索し、名刺交換リクエストを送れる「オンライン名刺交換」、Facebookのように投稿やコメントが可能な「フィード」、そして個別にURLを持てる「プロフィール」だ。

「プロフィール」ページはウェブサイトに公開されている

 プロフィールは、Eightに登録している氏名、会社名、部署、役職などをウェブページとして公開できる機能だ。初期からEightを利用しているユーザーは気付いていないかもしれないが、Eightアプリを起動し、自分の名刺画像をタップすると「プロフィールURL」として自分に割り振られたURLを確認できる。URLをタップすると、ブラウザにより自分のプロフィールページが表示される。もちろん、このURLはパソコンのブラウザからも閲覧できる。

 プロフィールはメールの署名などに入れることにより、オンライン名刺として利用できる機能だ。しかし、こうしたページがウェブ上に公開されていることに驚いた人も多いのではないだろうか。試しにブラウザで、「(自分の名前) Eight」とAND検索してみてほしい。プロフィールページがヒットするはずだ。

  • 著者を検索してみると、Eightのプロフィールがヒットする。タップすると名刺情報がブラウザで閲覧できる

  • プロフィールページの例。ブラウザでURLを指定すると、氏名や会社名など公開にしている情報が表示される

 プロフィールページで公開されるのは、Eightに登録している以下の情報だ。

  • プロフィール写真
  • カバー写真
  • 氏名
  • 会社名
  • 部署
  • 役職
  • 仕事内容
  • 職歴
  • キャリアサマリ
  • Facebook
  • カスタムリンク

 上記以外の情報は、Eightでつながっている人のみに公開されている。

 Facebookと連携しているユーザーの場合、プロフィールを見た人がFacebookのURLをタップすると、Facebookで「公開」にしているプロフィール情報を閲覧できる。

 EightかFacebookのプロフィール画像に顔が写った写真を使用している人は、氏名とともに顔写真が公開されている。氏名、会社名、顔写真の組み合わせがウェブで確認できるとなると、業務やプライバシーの面で支障が出る人もいるかもしれない。そこで、Eightの情報を公開しないように設定する方法を説明する。

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