プロフィールを使う予定のない人は、プロフィールページ自体を非公開にするとよいだろう。
アプリ経由の設定は、Eightアプリを起動し、名刺画像をタップする。次に「プロフィールを編集する」をタップし、「プロフィールURLの取得/編集」をタップする。そして「プロフィールページの公開」をオフにする。
もしプロフィールを公開したままで情報を限定したいなら、項目ごとに設定を変更できる。
Eightアプリを起動して名刺画像をタップ。次に「プロフィールを編集する」をタップし、「プロフィールの公開設定」をタップする。公開レベルは、「一般公開」「Eightユーザーに公開」「つながっている人に公開」の3種類から選べる。「一般公開」はウェブに公開されるという意味だ。
プロフィール写真の設定項目はないため、公開したくない場合は「プロフィールの編集」画面で写真をタップして削除する。Facebookのプロフィール画像が表示されている場合は、連携を解除するしかない。
余談になるが、Facebookのプロフィールをウェブに公開したくない場合、Facebookアプリで「設定」から「アカウント設定」を表示し、「プライバシー」の「つながりの設定」で「Facebook外の検索エンジンによるプロフィールへのリンクを許可しますか?」を「いいえ」に設定する。これにより、EightのプロフィールでFacebookのURLをタップしても、Facebookのユーザー以外にFacebookの情報は見えなくなる。
また、EightはPCのブラウザからメールアドレスログインして利用できる。名刺の閲覧だけでなく、設定の変更も可能だ。名刺のメールアドレスでログインする。
PCブラウザでは、変更したい項目の上にマウスカーソルを置くと、公開範囲を選択できるボタンが表示されるので、それぞれクリックして指定する。ブラウザからの見え方は、「プロフィールページをプレビューする」をクリックすると確認できる。
Eightは全ユーザーをキーワードで検索できる。アプリの検索ボタンから「Eightネットワーク」タブを選び、「会社名」「氏名」「部署名」「役職名」の一部を入力すると、該当するユーザーが一覧表示される。かなり以前に名刺交換した相手や、遠方に住む取引相手とEightでもつながりたいときに便利な機能だ。
ただ、必要以上にEightでつながりたくない人もいるだろう。しかし現在は、自分を検索されないように設定する方法はない。できることは、検索で自分を見つけた知らない相手から「名刺交換リクエスト」を受け取らないよう設定することだ。この設定を行うと、メールアドレスを知らない人から「名刺交換リクエスト」を送られることはなくなる。
「Eight」アプリを起動し、名刺画像をタップする。次に歯車マークをタップし、「名刺交換リクエストの受信設定」をタップする。「受信対象」を「知り合いのみ」に変更する。
「フィード」には、つながっているユーザーの投稿、名刺の更新情報などが表示される。Facebookのように「いいね!」やコメントを付けることができ、昇進や転職を祝えるのだ。また、自分のつながりにも読んでもらいたい価値ある投稿は、シェアすることも可能だ。
ただし、「いいね!」やコメントは、その投稿元のユーザーがつながっている相手からも見られる。試しに、つながっている人の投稿の「いいね!○件」の部分をタップしてもらいたい。「いいね!」した人の氏名と会社名、部署、役職が表示される。「自分の存在をあまり広めたくない」場合や、「この人とつながっていることは知られたくない」という場合は「いいね!」を控えておこう。また、コメントの内容にも配慮が必要だ。相手の不利益やプライバシーの侵害にならないような内容に留めよう。
さらに「フィード」をスクロールすると、「お知り合いですか?」としてEightユーザーが表示される。ここには、会社名が同じである同僚や、検索して追加した人の同僚などが表示される。この一覧を非表示にしたり、特定の人物を表示させない設定は現在のところはない。また、自分を表示させないこともできないため、もしつながりたくない相手から名刺交換リクエストを受け取ったら、「承認しない」を選択しよう。承認しなかったことは相手に通知されないので、特に問題は起きないだろう。
EightのSNS機能は現在つながりを広める段階にあり、公開情報を狭める設定についてはあえてサポートしていないように見受けられる。その方針に異論はないが、Eightユーザーは自分の情報がどのように公開されているかを知っておくべきだろう。ぜひ一度、自分の設定を見直してみよう。
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