Amazonは、「Amazon Echo」に搭載されている「Alexa」を完全なプラットフォームにすべく多大な労力を注いでいる。開発者らがEchoや「Amazon Tap」「Amazon Dot」に「スキル」を追加できるようにすることもその取り組みの1つだ。Amazonは、ホームオートメーション用のAPI「Smart Home Skill API」を開発者向けにリリースした。
Echo向けのスマート照明開発ツールは2015年に公開されているが、強化されて新しいSmart Home Skill APIとなった。Smart Home Skill APIは新たに「Alexa Skills Kit」に追加されている。このキットには、ホームオートメーション関連のスキルに加えて、Alexaプラットフォームにさまざまな機能を追加するためのあらゆる開発ツールが含まれている。
Smart Home Skill APIを利用して、WeMoやPhilipsといったこの分野の多数の主要なコンシューマーブランド製品に対応するコントロールの構築が可能になる。例えば、スマート照明やスマートサーモスタットといったデバイスをどのように操作するかを容易にAlexaに教えられるようになる。
音声制御の例は数多くある。例えば、「Alexa、温度を22度に設定して」「Alexa、玄関の明かりをつけて」などとEchoに話しかけることができる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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