パナソニックは4月4日、全録機能を備えたBDレコーダー「全自動ディーガ」に、第2世代機「DMR-BRX7020/BRX4020/BRX2020」(想定税別価格:22万円前後/16万円前後/10万円前後)を発表した。設定手順を大幅に少なくしたほか、録画も消去も全自動を実現した。発売は5月20日。
全自動ディーガは、2015年に登場したディーガの新ライン。録画予約の手間を減らし、見逃し、録り逃しを防ぐため、全部録り機能を内蔵した。第2世代機では、設定手順を従来の16ステップから3ステップにまで減らすなど、大幅な改良を実施した。
全部録りでは、指定した複数のチャンネルを録り続け、古い番組を順に自動消去していく「チャンネル録画」機能に対応。事前の録画予約・見終わった番組の消去などの手間を省いた。録画設定は、よく見ている番組の放送時間帯を診断して、録画する時間帯や録画モードを自動でおすすめする「おすすめ設定診断」を使用することで、無駄のない録り方を選ぶことが可能。普段よく見る番組のジャンルを診断し、あまり見ないジャンルの番組だけデータ容量の小さい15倍などの画質モードに変更するなど、細やかな設定ができる。
よく見る番組を自動で整理し、表示する「新着番組」と放送済みの番組を番組表形式で表示する「チャンネル録画一覧」を備え、録画済み番組を効率的にチェックできる仕組みも備える。
スマートフォンやタブレット、PCから録画済み番組が視聴できる「外からどこでもスマホで視聴」に対応し、外出先からの視聴も実現。さらに「スマートフォンでテザリング」機能を使えば、固定回線がない場合でもインターネット機能を使用することが可能だ。
本体には、「4Kダイレクトクロマアップコンバート」を搭載し、HD映像を4K信号にアップコンバートしての視聴もサポート。ハイレゾ音源を含む音楽ファイルの保存、再生もできる。
あわせて、地上デジタル、BS、110度CSデジタルチューナを各6基搭載した6番組同時録画モデルの「DMR-BRG2020」(想定税別価格:9万円前後)も発表した。
2TバイトのHDDを搭載し、最大6番組の同時録画を実現。機能一覧からチャンネル録画設定をすれば、1日最大6チャンネルを最大8時間まで自動録画することも可能だ。リモコンの「新番組」ボタンを押すと、新番組の内容や出演者などの情報を確認でき、ワンタッチで予約録画もできる「新番組おしらせ」機能も備える。
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