APIが公開されているGoogleマップでは、有志によってさまざまな工夫が凝らされた、Googleマップをさらに便利に使うための外部サービスが数多くリリースされている。今回はGoogleマップ、そしてストリートビューをさらに便利に使える、実用性の高い6つのサービスを紹介しよう。
なおGoogleマップに限らず地図データを使ったユニークなサービスは以前にもこちらで紹介しているので、興味をお持ちの方は併せてご覧いただきたい。
「Styled Map Wizard」は、Googleマップに色をつけるサービス。路線や駅、高速道路、公園、学校などさまざまなランドマークを選んで任意の色をつけたり、輪郭を強調して目立たせることができる。マウス操作で簡単に設定できるのが売りだが、設定項目はすべて英語のため難易度はやや高い。
「mappam」は、Googleマイマップを画面分割して見やすく表示できるサービス。凡例が展開された状態で表示されるので、目的のスポットの詳細情報を知るためにわざわざクリックして展開させる必要がない。なお利用できるマイマップは公開設定されているものに限られる。
「googleマップで複数住所を一括表示」は、その名の通り、Googleマップ上で複数の住所をまとめて表示できるサービス。99件までは数字付きのマーカーで表示可能。住所一覧をテキストデータでまとめて読み込めるほか、出力結果を別画面で表示するためのリンクを出力することもできる。
「Pin in the map」は、Googleマップにピンを立て、その位置をURLに変換して相手に送ることができるサービス。一言メモを添えられるので、待ち合わせ場所などをPCから相手に知らせたい場合に重宝する。ピンは左クリックだけで簡単に立てられるほか、航空写真やストリートビューに切り替えて表示することも可能。
「The True Size Of ...」は、世界中の国や島のサイズを、ほかの国や島と比較できるサービス。メルカトル図法の仕様上、実際のサイズとはかけ離れた面積で表示されがちな高緯度の国や島についても、補正をかけて実際に近いサイズで表示できるので、他の国や島との面積差を正確かつすばやく把握できる。
「Daytripper」は、開始地点と終了地点を指定することで、その間のストリートビュー画像をマウススクロールで閲覧できるサービス。自動的に選択されたルートの画像をクリックせずにスクロールだけで表示できるので、ドライブなどで移動する際の道路事情や雰囲気を事前に把握するのに適している。同様のコンセプトでGIFアニメでのダウンロードが可能な「Google Maps Streetview Player」もある。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス