写真のかんたんな補正作業は、スマホやタブレットのアプリを使えば素早く行えるが、マウスを使って本格的な編集作業を行うとなると、やはりPCは欠かせない。もしPCに画像編集ソフトがインストールされていないようであれば、重宝するのがオンライン画像編集サービスだ。
オンライン画像編集サービスは、サイズ変更や回転などの操作はもちろん、色調の補正、テキストの挿入といった市販の画像編集ソフト顔負けの機能を備えるほか、最近はSNSでの公開を前提とした装飾機能に注力したサービスも増えるなど、機能は数年前に比べて格段に進化している。今回はこうしたオンライン画像編集サービスを紹介しよう。
この分野では老舗にあたるオンライン画像編集サービス。Flashを使用している。GIMPなどの画像編集ソフトに似たインターフェースを持ち、日本語でのメニュー表示にも対応している。新興のサービスと比較すると装飾系の機能は控えめで、基本的な画像編集機能が中心となる。
「Pixlr Editor」と並んで老舗のオンライン画像編集サービス。Flashを使用している。こちらもプルダウン式の伝統的なインターフェースだが、日本語のメニュー表示には対応しない。基本的な画像編集機能が充実する反面、装飾系の機能は控えめ。一部機能は有料のPro版のみ。
Adobeが提供するPhotoshopのオンライン版簡易ツール。Flashを使用している。Photoshopと共通する基本的な編集機能に加えて、装飾系の機能も充実。ワンクリックでオリジナルと比較できる機能が便利。読み込み可能なフォーマットはJPGのみ。メニュー表示は英語。
かつて存在した画像編集サービス「Picnik」のスタッフが立ち上げたサービスで、直感的に使える画像入りのメニューが特徴。Flashを使用している。肌の補正機能や画像全体にフィルタをかけるなどの装飾機能が充実。一部の機能は月4.99ドルの会員登録が必要。メニュー表示は英語。
一般的な編集機能に加えてコラージュの作成機能も備えた画像編集サービス。Flashを使用している。人物の顔補正ツールや装飾関連の機能が充実しているほか、追加のフィルタが使える有料版も用意されている。メニュー表示は英語だが、アイコンや画像が使われておりわかりやすい。
Photoshopライクなインターフェースを持つ画像編集サービス。基本的な編集機能に加えてフィルタ関連が充実。クラウド周りの機能がほかのサービスに比べて強力で、用途に応じた豊富な拡張機能も用意される。FlashではなくHTML5×CSS3で動作するのも特徴。メニュー表示は英語。
同種サービスの中では新顔にあたる画像編集サービス。色合いの加工機能に注力しており、豊富なフィルタを備えるほか、自作のフィルタも登録可能。複数枚を並行して編集できるインターフェースも特徴。メニューの日本語表示にも対応。スマホアプリも用意されている。
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