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スマホをタッチ操作できるキャリーバッグ「FLOATTI」--ハンドルを握ったままで

 時間的に余裕のないトランジットで空港ロビーを移動中、スマートフォンに大切な商談の連絡が届いたとしよう。電話ならヘッドセットで歩きながら話せる。FacebookやSMSなどのテキストメッセージだと、立ち止まってスマートフォンを出し、画面を操作しなければならない。しかし、こんな場面でも止まらず対応できるキャリーバッグ(トロリーバッグ)が存在する。

 それは、クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中の「FLOATTI」。ハンドル部をタッチ操作すると、バッグやポケットに入っているスマートフォンの各種機能にアクセスできるのだ。さらに、盗難防止や重量計測といった機能も備えている。

スマホのタッチ操作や盗難防止といった機能を搭載(出典:Kickstarter)
スマホのタッチ操作や盗難防止といった機能を搭載(出典:Kickstarter)

 FLOATTIは持ち手の部分が「Smart Handle」と呼ばれており、連携させたスマートフォンをタッチ操作することが可能。タップ、ダブルタップ、スワイプ、ダブルスワイプといった操作を組み合わせ、着信応答、電話発信や音声入力によるテキストメッセージ送信などの機能が使える。音楽再生のコントロール、カメラによる撮影、アプリの起動にも対応している。

ハンドル部でスマホを操作できる(出典:Kickstarter)
ハンドル部でスマホを操作できる(出典:Kickstarter)

 連携させたスマートフォンとの距離が離れると、置き忘れや置き引きの可能性があるとして警告してくれる。逆に、預けたFLOATTIがターンテーブルに載せられて持ち主に近づいたことも教えてくれるので、目を皿のようにして荷物を探す手間が省ける。重量を計測する機能もあり、空港でのチェックイン時にいきなり重量オーバーを指摘されて慌てる心配もない。

ターンテーブルに出てくると教えてくれる(出典:Kickstarter)
ターンテーブルに出てくると教えてくれる(出典:Kickstarter)
重さも計測可能(出典:Kickstarter)
重さも計測可能(出典:Kickstarter)

 外側のポケットはタブレットやノートPCがピッタリ納まるサイズになっていて、専用のモバイルバッテリと一緒に入れておける。バッテリは、プラス50ドルでノートPCの充電に適したモデルへアップグレードできる。

 トロリーバッグの基本的な機能も充実しており、滑らかでない路面でも動かしやすいサスペンション付きホイール、上部にハンドバッグなどを固定する内蔵バンド、小物を引っかけておけるハンドル部の切り込みなど、細かな使いやすさも魅力だ。

基本的な機能も充実(出典:Kickstarter)
基本的な機能も充実(出典:Kickstarter)

 Kickstarterでの支援受付期間は日本時間5月7日まで。記事執筆時点(日本時間3月31日15時)でキャンペーン期間は36日残っているが、すでに目標金額10万ドルをやや上回る資金を集めている。

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