iPadケースとバッグを一体化--その名もズバリ「iPadがつくバッグ」

 バリューイノベーションは3月28日、iPadユーザーに向けた「iPadがつくバッグ」を同日より発売すると発表した。価格は2万3800円。同社のウェブサイトから購入できる。

「iPadがつくバッグ」
「iPadがつくバッグ」

 iPadがつくバッグの特長は、そのままズバリiPadやiPad miniがケースごとバッグの外側につくことにある。別売で専用のiPad miniケース(3500円)とiPadケース(3800円)があり、それらを脱着が簡単で強力な「ベルクロテープ」でバッグに装着できるようになっている。ケースとバッグを一体化できるため、バッグから取り出す手間なくiPadを見られるのが利点だ。

ガイドブックもこのように持ち歩ける
ガイドブックもこのように持ち歩ける

 また、専用のガイドブックカバー(A5変形用)も付属する。iPadケース同様にバッグの外側に付くようになっており、目的地を調べるときもバッグから取り出す手間を省ける。また、書籍を読んでいるように見せることで、明らかに旅行者という雰囲気を消せるのではないかとしている。

 バッグは高さ31.5cm×横幅44cm×奥行き9cm。A4の書類は13インチのノートPCも十分に入るサイズ感だ。肩紐は幅8.3cmと幅広く、長さも115cmと長めになっている。長さは調節できない。重さは540g。本体の素材は綿帆布PUコーティングだ。

左はポケットの半分の深さにし、iPhone 5を入れたところ。右側は折りたたみ傘と500mlのペットボトルを入れたところ。このように内部にふくらむ構造
左はポケットの半分の深さにし、iPhone 5を入れたところ。右側は折りたたみ傘と500mlのペットボトルを入れたところ。このように内部にふくらむ構造

 バッグの内部構造にも力をいれており、特にポケットに工夫が施されている。ポケットは仕切りを別にすることで、モノを入れたときに内側に膨らんでいく構造にし、荷物を狙われにくくした。さらに、ポケットを2つ折りにしてホックで止め、深さを半分にできる。例えば片方はスマートフォンやサイフ、片方はそのままの深さで折りたたみ傘やペットボトルを入れる──といったように、好みにカスタマイズできる。

内ポケットの深さは2段階に変えられる
ポケットの深さは2段階に変えられる

 カメラやパスケースなどは付属ベルトでつなぎ、探す手間を省けるほか落下防止にもなる。細部にこだわったバッグは、1000年の伝統を持つバッグの産地「豊岡」(兵庫県)で、職人がひとつひとつ丁寧につくったものという。

 iPadがつくバッグは、「薄い財布」や「とれるカメラバッグ」など個性的な雑貨で知られる「abrAsus」ブランドのひとつ。今回は、旅慣れた人たちの「こんな機能が欲しい」という声をもとに、いつでも、どこでも、すぐにiPadを開きたいというニーズに応えたバッグとしている。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]