“スマートフォンとバッグは毎日持ち歩くから1つにまとめたい”と思う人が多いのか、クラウドファンディングサービスIndiegogoで支援募集したバッグ「HiSmart」が人気を集めた。
HiSmartは、一見すると単なるお洒落なバッグだが、スマートフォンと連携し、専用アプリでさまざまな便利機能を利用できる。ストラップに設けられた銀色の円盤がコントローラになっており、スマートフォンの音楽再生を制御したり、スマートフォンで自撮りする際に遠隔シャッターとして使ったりできる。
この銀色の円盤にはマイクも組み込まれていて、ハンズフリー通話ができる。ボイスレコーダの機能もあり、街を歩いているときに思いついたアイデアなどを、スマートフォンを取り出さずにメモしておける。さらに、自分の居場所を記録して友達にシェアできるので、待ち合わせなどに便利そうだ。
連携させたスマートフォンとの距離が離れると警告する機能も備え、スマートフォンを家に置き忘れて出かけたりすることを防ぐ。置き場所が分からないときは、スマートフォンの音を鳴らして探すことができる。
バッグとしてのデザインも工夫されており、ストラップの固定場所を変えることでバックパックやショルダーバッグ、メッセンジャーバッグなどに変身する。内部はポケットがいくつも設けられていて、入れた荷物を整理しやすい。防水性もあるので安心だ。
Indiegogoでのキャンペーンは、目標金額の5倍以上という約30万ドルを集めて2015年4月に終了した。
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