Windows 10初のメジャーアップデート「Windows 10 Anniversary Update」が2016年夏にリリースされる。
MicrosoftのWindows and Devices Group担当エグゼクティブバイスプレジデントTerry Myerson氏は米国時間3月30日、同社の年次開発者会議「Build 2016」で発表した。アップデートは無償で、生体認証機能「Windows Hello」と音声アシスタント「Cortana」などが改良されるほか、Microsoftの拡張現実ヘッドセット「HoloLens」のサポートも追加されるという。
スタイラスペンで手書き入力する際も、端末のロックを解除することなく画面に書き込めるようになるなど、使用性が改良される予定である。これに加えてMicrosoftは、「Windows 10」搭載端末でのペンの使用性を改善する新しいイニシアチブ「Windows Ink」を発表した。
Windows Inkでは、OS全体、そしてさらに多くのWindows 10アプリでスタイラスでの手書き入力をサポートしていく。「Windows Ink Workspace」という新しいハブも提供され、最もよく使用するInk対応アプリに簡単にアクセスできるようになるほか、他のInkアプリが提案される。
Windows 10 Anniversary Updateは2016年夏、ビデオゲーム機「Xbox One」を含むすべてのWindows搭載端末を対象に無償で提供される予定である。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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