GoogleマップやChrome、GmailをはじめとするGoogle製のアプリは、Androidからするといわば純正アプリにあたるため、その動作は安定していることが多い。また端末の互換性も高いことから、機種変更後も問題なく使い続けられる。新しくアプリを探す際、まずはGoogleのアプリの中から探しているという人も少なくないだろう。
そんなGoogle製アプリには、GoogleマップやChromeのようにどの端末にもプリインストールされているアプリもあれば、負けず劣らず便利であるにもかかわらず、プリインストールされていないために知名度が高くないアプリも数多く存在する。今回はこうした、影に隠れがちなGoogle製の便利アプリをピックアップして紹介しよう。知らないアプリがあればぜひ使ってみてほしい。
「Androidデバイスマネージャー」は、GPSを使ってAndroid端末の位置を特定できるアプリ。紛失したAndroid端末を探すためにPCなどから利用するのが本来の形だが、本アプリを使えば同じGoogleアカウントに紐付けられている他のAndroid端末も探せる。アラームを鳴らしたり画面ロック、データのリモート消去などの操作にも対応。
「Google 認証システム」は、Googleの2段階認証で使用する時限式のログインコードを生成するアプリ。Googleのサービスにログインする際、通常のパスワードに加えて本アプリで生成されるコードを入力することで、なりすましによるログインを防ぐのに役立つ。コードは約1分ごとに切り替わるためセキュリティも強固。
「Google マイマップ」は、Googleマップのマイマップ機能で作成した自分オリジナルのスポットが埋め込まれた地図を参照、編集できるアプリ。ひとつの地図上に複数のスポットを表示できるので、ルート検索が効率的にできるほか、訪問予定先や訪問済み先を地図上で効率的に管理できる。
「Snapseed」は、写真の補正や編集ができるアプリ。スワイプに特化した操作性が特徴で、明るさやコントラスト、彩度などの補正に加えて、切り抜きや回転、変形といった編集機能がひととおり用意されている。フィルタの種類も豊富なほか、人の顔を自動検出してぼかしをかける機能や、自動傾き補正機能も備える。
「端末アシスト」は、Android端末にインストールすることで、さまざまな問題点を検出してその予防方法を教えてくれるほか、ユーザーがあまり利用していない機能のメリットや使い方を教えてくれるアプリ。ユーザーのレベルに合わせて、初級、中級、上級の3段階から設定できる。
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