ポインティングデバイスのうち、ノートPCに付属しているトラックパッド以外でもっとも利用者が多いのはマウスだろう。そのため、ユーザーの多種多様な好みに合わせ、マウスも実にさまざまな形の製品が販売されている。ただし、気に入った形状や操作性のマウスであっても、手指を同じ形で長い時間置いておくと疲れてしまう。かといって、時々別のマウスに持ち替えるのは面倒だ。
そこで、疲れたら形を変えて姿勢を変更できる変形マウス「Tmouse」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
Tmouseは、上部のカバーをスライドさせたり取り外して位置を変えたりすることで、2種類の形状のどちらかが選べる。1つ目は一般的なマウスタイプで、手を上からかぶせて人差し指と中指でボタンを操作する形。2つ目はボタンが垂直な位置に設けられ、それを手前にクリックする形。
この2つ目の形状は、手を自然に丸めて使えるため、長時間操作しても疲れないとしている。また、ボタンを押す指の動きが銃の引き金を引く操作と似ており、シューティングゲームに適しているという。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間4月28日まで。記事執筆時点(日本時間3月28日12時)でキャンペーン期間は30日残っているが、すでに目標金額10万ドルの4倍近い約3万8000ドルの資金を集めている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」