Microsoft幹部陣が、米Yahoo買収を検討中の複数のプライベートエクイティ企業と面会し、「MicrosoftがYahoo買収に関して大規模な金銭的支援を行う意向がある」ことを伝えたという。Re/codeが報じた。
だからといって、Microsoft自体がYahooの買収に関心を持っているわけではない。この報道が事実なら、おそらくそれが意味するのは、最終的にどの企業がYahooを買収するにせよ、その企業がMicrosoftと友好的な関係を維持するように取り計らいたいとMicrosoftは考えている、ということだろう。
Yahooは10年間にわたるMicrosoftとの検索パートナーシップから抜け出そうと努力してきたが、今もある程度Microsoftの検索に関わっている。「Bing」の黒字化達成までの(極めて)長く遅い歩みについて語るMicrosoft幹部陣の口ぶりから判断すると、MicrosoftのYahooとの検索パートナーシップはその目標達成に相当重要な役割を果たしたようだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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