パナソニックは3月24日、2010年まで生産され、DJユースを中心に高い人気を誇ったアナログレコードプレーヤー「SL-1200」シリーズに、新製品「SL-1200GAE」を発表した。台数限定で発売する。4月12日に予約受付を開始し、発売は6月24日。限定台数は世界で1200台、うち日本分は300台になる。税別価格は33万円。
SL-1200シリーズは、1972年に発売を開始したアナログレコードプレーヤー。テクニクスブランドを代表するモデルで、2010年に生産を終えた。パナソニックでは、50歳代以上の音楽ファンだけでなく、10~30歳代の若年層にもアナログレコード人気が浸透していることを実感。そうしたら新旧のファンに向け豊かな音楽ライフを提案していきたいとしている。
新開発のダイレクトドライブ方式を踏襲した「コアレス・ダイレクトドライブモーター」を採用し、回転ムラや回転中の微小な振動を低減。面対向式のツインローターにより、トルクを確保する。
トーンアームには。パルプ部にマグネシウムを採用したほか、軸受部のジンバルサスペンションには切削加工のハウジングを使用した高精度ベアリングを採用することで、5mg以下という高い初動感度を実現。高精度にレコードをトレースできる。
サイズは高さ173mm×幅453mm×奥行き372mmで、重量約18kg。PHONO端子とアース端子を備える。
SL-1200GAEは、テクニクスブランドの50周年を記念した限定販売モデル。本体天面に貼付するプレートにはシリアルナンバーを刻印する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?