テクニクス「G30」シリーズ--ネットワークアンプとミュージックサーバを発売

 パナソニックは3月8日、テクニクスブランドより、ネットワークプレーヤー内蔵のアンプ「SU-G30」(税別価格:40万円)と、CDリッピング対応のSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)搭載ミュージックサーバー「ST-G30」(同:50万円)を発表した。4月22日に発売する。SSD非搭載で、好みのSSDを選択して装着可能な「ST-G30L」(同:44万円)は、6月10日に発売する。

 SU-G30は、音声信号をフルデジタルのまま、入力からパワー段まで低ジッター伝送、処理する「JENO Engine」や、高速かつ最小限のロスでスイッチングを行う超低ON抵抗の「GaN-FET Driver」など、高音質技術を搭載。ジッターノイズ対策を施したネットワークオーディオ回路を、デジタルアンプと一体化したシンプル構成により、音楽データを最短シグナルパスでパワー段まで伝送することで、音質劣化を排除した。

 デジタル・アナログ入力に対応し、インターネットラジオ「vTuner」にもファームウェアによるアップデートで対応予定。ハイレゾ再生はPCM 384kHz/32bit、DSD 11.2MHzに対応している。

SU-G30
SU-G30

 ST-G30は、データのストレージにカスタムメイドのSSDを搭載。さらに、ノイズジッター対策をした「Digital Noise Isolation Architecture」と、不要なブロックの電源をオフにし、音の純度を高める「Optimally Activated Circuit System」により、プレーヤーへの高品位なデータ伝送を実現した。

 USBオーディオ出力により、USB-DAC機器への伝送が可能。USBへの電源出力を分離することで、ST-G30側でデコード処理をし、プレーヤー側の処理負荷を下げて音質劣化の少ないデータ伝送を実現する「Low Noise USB Transfer」を採用した。

 CDのリッピング機能を搭載し、44.1kHz/16bitのデータを取り込んで、FLAC/WAV形式で保存が可能。ドライブメカには、専用設計の内製CDドライブを搭載し、高精度なデータ取り込みを可能とする「Bit-perfect Ripping」や、ノイズの発生を抑える「Rigidly-Mounted Sheltered Drive」を採用した。

ST-G30
ST-G30

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