富士通は3月24日、生後3カ月以上の室内犬を対象とした愛犬見守りサービス「わんダント2」を4月下旬から提供すると発表した。
同サービスは、愛犬の様子をカメラとセンサで見守る「ユビキタスウェア わんダントチャーム」、「ユビキタスウェア わんダントステーション」をベースに、スマートフォン向けアプリ「わんダント2」(iOS/Android)と、ネットワークサービス「わんダントTOWN」をセットで提供するもの。
外出先からアプリメニューの「マイルーム」にアクセスし、「いま何してる?」ボタンをタップすると、「わんダントステーション」の内蔵カメラで撮影した写真によって、留守番中の愛犬の様子が確認できる。
また、首輪に装着した「ユビキタスウェア わんダントチャーム」でセンシングしたデータは、「わんダントステーション」を経由し、クラウド上のセンサアルゴリズムにより行動データとして解析され、直近30分の行動データをもとに愛犬の気持ちをメッセージとして生成し表示できる。飼い主は、撮影画像だけでは伝わりにくい愛犬の様子を細やかに把握できるとしている。
さらに、「ユビキタスウェア わんダントステーション」、「ユビキタスウェア わんダントチャーム」に内蔵された温湿度センサにより、室内や愛犬の首周りの温度と湿度を確認でき、あらかじめ設定した温度を超えたり、湿度を下回った場合に、アラームを通知させたりすることもできる。
わんダントTOWNは、わんダント2ユーザー専用のウェブサービス。表示された各施設ごとに、飼い主にとって役立つさまざまな情報やサービスを提供する。「モール」では、詳細な検索条件で、愛犬にあった全国のペット対応施設や動物病院の検索が可能。「カフェ」では、愛犬家同士が写真投稿などで交流できるSNSサービスが利用できる。「セレクトショップ」では、ペット関連の新製品情報や各種キャンペーンがチェックできる。
また、「ハッピーメーター」では、日々の歩数などの愛犬の活動データをもとに、飼い主と愛犬の“ふれあい度”や生活バランスを独自のアルゴリズムで算出。それをベースに、愛犬にとってよい生活バランスで過ごしている度合いを“ハッピー度”で表示できるという。
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