高性能なPC、高速なインターネット回線、安価なウェブカメラが普及したおかげで、個人の家庭でも地球の裏側の人とリアルタイムにビデオチャットできるようになった。
今やまったく珍しくないビデオチャットだが、クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中の2眼ウェブカメラ「WebEye VR」を使えば、まったく新しい臨場感あるビデオチャットが手軽に楽しめる。
WebEye VRは、2つのカメラを組み合わせて仮想現実(VR)ゴーグル用の映像をリアルタイム配信できるウェブカメラ。2つあるレンズのあいだの距離は、ちょうど人間の両目の間隔ほど離れており、VRゴーグルで見ると立体視でき、カメラの設置場所にいるような臨場感が得られる。
WebEye VRによるデモ映像(出典:Kickstarter)
各カメラはFull HD(1920×1080ピクセル)、30fpsの映像を配信する。画角は横160度あり、その範囲内であればVRゴーグル装着者は顔の向きに応じてその方向の映像が見られる。
映像ストリーミングはWebRTCをベースにしており、1対1または1対多の配信が可能。視聴側は、「Oculus Rift」もしくは「Google Chrome Mobile for Cardboard」と、「Firefox Nightly」が必要。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間4月2日まで。目標金額の4万ドルに対し、記事執筆時点(日本時間3月9日12時)で集めた資金はまだ1744ドル。キャンペーン期間はあと23日ある。
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