身の回りの色をインクで再現するペン「Scriblle」--タブレット向けのスタイラス版も

 身の回りにある好きな色を選び、その色を使って紙やタブレットで絵を描けるペン「Scriblle」を見つけた。実際にインクを出して紙に描ける「Scribble Pen」と、タブレットに使えるスタイラスの「Scribble Smart Stylus」という2モデルが用意されている。

身の周りの色を再現するペン(出典:Scribble)
身の周りの色を再現するペン(出典:Scribble)
ペンとスタイラスの2種類(出典:Scribble)
ペンとスタイラスの2種類(出典:Scribble)

 Scriblleは、ペンに組み込まれたRGBセンサを使い、ボタンを押すだけで身の回りにあるさまざまな物から色データを取得できるデバイス。Androidデバイス、iPadなどのiOSデバイス、「Microsoft Surface」タブレットをBluetoothと連携させて使う。

色データの取得はボタンを押すだけ(出典:Scribble)
色データの取得はボタンを押すだけ(出典:Scribble)

 Scribble Penはインクカートリッジを内蔵しており、取得した色と同じ色のインクを配合して出すことができる。つまり、周囲の気に入った色を紙の上で再現することが可能なのだ。ペン先は3種類あって、細かく描いたり塗りつぶしたり、目的に応じて選べる。

色をインクで再現(出典:Scribble)
色をインクで再現(出典:Scribble)

 Scribble Smart Stylusは、Scribble Penのスタイラス版。取り込んだ色をタブレットの「Photoshop」「CorelDRAW」など好きなアプリ上で再現できる。ペン先は、柔らかいタイプと固いタイプの2種類。

メイクやファッションのシミュレーションにも使える(出典:Scribble)
メイクやファッションのシミュレーションにも使える(出典:Scribble)
ペンとスタイラスのコラボも楽しい(出典:Scribble)
ペンとスタイラスのコラボも楽しい(出典:Scribble)

 スキャンした色の情報は、Pantone(パントン)、RGB、CMYK、Hexの色コードに変換され、管理アプリで保存しておける。そのため、同じ色を後日使ったり、ほかのアプリで使ったりしやすい。

 価格は、Scribble Penが249ドル、Scribble Smart Stylusが119ドル。Scribble Pen用インクカートリッジの価格は25ドル未満。

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