手書きアートをデジタルワークフローに統合することについては、ワコムが依然業界のリーダーだ。製品は完璧ではないが(そして安価でもないが)、ワコムより素晴らしい製品を見つけるのは容易ではない。そもそも、絵を描くときに、円滑さと持ち運びにおいてペン(または、鉛筆)と紙に勝る物は未だない。ワコムは、(手書きとデジタルの)両方の世界のベストな部分を1つにしよう、同社の「Inkling」で試みている。同製品は、ペンとレシーバで構成されており、レシーバは、ペンの動きを追跡し、「Photoshop」や「Illustrator」などのアプリケーションで利用できるようコンピュータにアップロードする。
下のチュートリアルビデオは、同システムの使い方を紹介している。
絵を描き始める前に、レシーバを紙やスケッチブックなどに装着する。レシーバのボタンを押すことでレイヤの作成も可能だ。レシーバをUSB経由でコンピュータに接続すると、ファイルをワコムの「Sketch Manager」ソフトウェアにアップロードできる。同ソフトウェアは、ファイルを必要とするファイル形式に変換する。Inklingシステムは1024レベルの筆圧感知機能を備えている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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