フリマアプリ「フリル(FRIL)」を運営するFablicは3月7日、同サービスのウェブ版に“出品機能”を追加した。出品する場合には、あらかじめアプリでのユーザー認証が必要。ログイン後、画面右上のベルのアイコンから同機能を利用できる。
一方、フリマアプリ「メルカリ」を運営するメルカリは同日、同サービスのウェブ版に“購入機能”を追加。これまでも出品された商品の閲覧などはできたが、購入するにはスマートフォンアプリを経由する必要があった。なお、フリルは同様の購入機能を2015年12月に実装している。
Fablicでは、PCからフリルを利用したいというハンドメイド作家などの要望に応え、ウェブ版の機能を拡充している。同社担当者によれば、「数ある同様のフリマアプリからダウンロードされるものは限られている」ため、ユーザーとフリルの接点を作るためにウェブ版に注力しているという。フリルのアプリのダウンロード数は約450万件。今後、ウェブ版とアプリの相乗効果で2016年内にダウンロード数1000万件を目指すとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」