凸版印刷は3月4日、タブレットやスマートフォンのテレビ電話機能を活用した映像通話型の通訳サービス「とーく de TALK」の提供を3月に開始すると発表した。同社の「旅道(たびどう)」プロジェクトの取り組みの一環だ。
同サービスは、日本語・英語・中国語・韓国語に対応したコンタクトセンターと映像通話サービスを活用したリアルタイム通訳サービス。専用のアプリで言語を選択すると、通訳スタッフとのテレビ電話画面が起動する。マルチ通話対応を選択した場合は、通訳スタッフだけでなく製品・サービスの専門スタッフを交えた複数拠点間でのコミュニケーションが可能となる。
多言語対応コンタクトセンターで24時間365日、英語・中国語・韓国語のスタッフが即時対応。テレビ通話機能を用いて通訳するため、現場の状況把握が容易であり、視覚を用いての説明も可能となる。
料金プランとして、小規模・短期間の導入に便利な「定額プラン」と、多拠点導入による利用頻度のムラに対応した「従量課金プラン」の2つを用意。年間プランは、月額利用料2万9000円/台~(初期費用別途)、従量課金プランは導入台数によって異なる。
凸版印刷では今後、同サービスを店頭での訪日外国人旅行者向けのインバウンド対応サービスだけでなく、在留外国人向けの行政サービス、企業の海外拠点との社内コミュニケーションなどの用途に向けて拡販。2020年に、関連受注を含め約10億円の売り上げを目指すという。
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