Slackのプロダクト担当バイスプレジデントのApril Underwood氏は米国時間3月1日、サンフランシスコでの記者会見で、同社の今後数カ月の計画を明かした。
最も注目すべきなのは、「HipChat」やFacebook、Skype、「Google Hangouts」などのライバルに対抗して、Slackに音声/ビデオチャット機能を追加するとUnderwood氏が発表したことだ。
この音声/ビデオチャット機能を利用すると、同僚同士がチャットメッセージ以外の方法でコミュニケーションを取ることが可能になる。ビデオ会議を行うためにGoogle HangoutsやSkypeを起動する必要がなくなるので、Slackアプリ内でのエンゲージメントが活性化される可能性もある。
Slackは2015年1月にScreenheroを買収した後、スクリーン共有と音声、およびビデオを追加すると発表したが、その機能はまだ実現していない。
TechCrunchの報道によると、2016年1月にプロダクト担当バイスプレジデントに就任したUnderwood氏は、「われわれはオープン性と透明性の高い企業でありたいと考えている。ユーザーのフィードバックが必要だからだ」と述べたという。
さらに、2015年12月に200万人だったSlackのデイリーアクティブユーザー数が240万人まで増えたことも発表された。WYSIWYGテキストエディタとより多くの検索演算子も追加される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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