カシオ計算機は2月23日、デジタルカメラ“エクシリム”の新製品「EX-ZR3100」を、3月17日より発売すると発表した。市場想定価格は5万5000円(税込)。スマートフォンとの便利な連携機能を強化している。
暗くなりがちな室内での撮影や高速連写に適した1/1.7型裏面照射型のCMOSセンサ、広い範囲を撮れる広角25mmレンズ、遠くの被写体も大きく撮れる光学12倍ズームレンズを搭載。子どもやペットなど動きの速い被写体、夜景もキレイに撮影できるとしている。画像を確認しながら自分好みの肌の色やなめらかさを調整できるメイクアップ機能も備える。
カシオは2015年、撮影した画像を自動でスマートフォンに転送できるシステム「エクシリム オートトランスファー」を開発。QRコードにより、連絡先の交換なしに気軽に画像をシェアできる「ワンタイムシェア」や、自分撮り画像のみの送信モード、お気に入りの画像だけを選ぶ送信モード、スマートフォンに送信した画像に位置情報を付加できる機能を実現する。
2月に発売した「EX-ZR1700」に続き、EX-ZR3100でもエクシリム オートトランスファーに対応し、スマートフォンとの連携機能を強化している。
撮った写真のシェアや、スマートフォンからSNSへのアップロードも手軽に行える。撮影した1日分のデータを独自のアルゴリズムによりダイジェストにまとめる「ハイライトムービー/ハイライトフォト」を作成する機能や、家族で出かけた行楽や結婚式など、動画と静止画を織り交ぜたダイジェストムービーを、カメラ任せで作成する機能を備える。
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