約2年ぶりとなるHPのスマートフォンは、企業顧客向けに設計された「Windows」フォンだ。そう聞いただけでは面白みに欠けるように思われるかもしれないが、「HP Elite x3」はやがて、本当にコンピュータに取って代わる最初のスマートフォンになる可能性がある。少なくとも、HPはそうなることを目指している。
5.96インチ画面を搭載するこのデバイスは、OSに「Windows 10 Mobile」を採用し、「Continuum」に対応する。Continuumは、スマートフォンを外部ディスプレイに接続して、従来の「Windows 10」コンピュータのように操作できるようにする機能だ。これを実現するため、2つのアクセサリ(「HP Desk Dock」と「HP Mobile Extender」)も用意される。
Desk Dockは、HDMI、USB、Ethernetの各ポートを備え、ユーザーはスマートフォンを大型ディスプレイのほか、マウスとキーボードに接続できる。さらにポータブルな体験を望むなら、Mobile Extenderに接続できる。Mobile Extenderは本質的に、ノートPCからコンピュータ部品を省略したデバイスだ。
Elite x3の仕様には次が含まれる。
Elite x3はモバイル通信事業者を通じて提供されない。代わりにHPは、ビジネスチャネルを通じて企業に直接提供する。このスマートフォンは、2016年夏に30を超える国々で発売される予定だ。スマートフォンとアクセサリの価格情報は明らかにされなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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