ソニーは2月19日、デジタル一眼カメラα用の交換レンズの新ブランドとして、「Gマスター」の導入を発表した。Eマウントレンズ(35mmフルサイズ対応)3本を、4月より順次発売する。「SEL2470GM(想定税別価格:27万8000円)/85F14GM(同:22万5000円)」の2本は4月、「SEL70200GM(同:未定)」は6月に発売予定だ。
Gマスターは、超高度非球面XA(extreme aspherical)レンズの採用により、静止画でも動画でも、ぼけの質にこだわりながら、高い解像性能を実現した。従来のMTF1曲線50本/mmレベルより、さらに高い設計基準とシミュレーション技術を投入し、諸収差の徹底的な補正により、絞り開放時でも画面の隅々まで高解像でシャープに描写。輪線ぼけの発生も最小化したという。
24-70mm F値2.8のSEL2470GMは、ズーム全域F2.8の大口径標準ズームレンズ。9枚羽根の円形絞りを採用し、美しい円形ぼけを実現した。風景、スポーツ、スナップなどのシーンで、広角/望遠側ともに、絞り開放時でも画面の中心から周辺部の隅々まで、高い解像力で描写する。
85mm F値1.4のSEL85F14GMは、ポートレート撮影に適した明るいレンズ。3枚のED(特殊低分散)ガラスが、大口径中望遠レンズで発生しやすい色収差を低減し、鮮明に描写するという。民生用交換レンズの電子制御式としては初の、11枚羽根の円形絞りを採用し、自然で美しいぼけ表現が可能だ。
70-200mm F値2.8のSEL70200GMは、スポーツや動物、自然風景やポートレートなど、開放F値2.8で70mmから200mmのズーム域をカバーする望遠ズームレンズ。ARコーティングを採用し、最前面のレンズ表面にはフッ素コーティングを採用した。4枚のEDガラスと2枚のスーパーEDガラスが色収差を補正し、近接撮影での解像力を向上するフローティング(近距離収差補正)機構を採用している。
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