クアルコム、「Snapdragon」3種類を発表--ウェアラブル向けSoC「Snapdragon Wear 2100」も

Larry Dignan (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部2016年02月12日 12時37分

 Qualcommは米国時間2月11日、新「Snapdragon」プロセッサ3種類を発表した。スマートフォンのカメラ、ビデオ、ゲーミング性能の強化を目的として設計されている。同社はまた、最新ウェアラブル端末向けのシステムオンチップ(SoC)「Snapdragon Wear 2100」も発表した。

 3つのSnapdragonチップは、「625」「435」「425」となっており、その狙いは、LTEや802.11acなどの新しい通信規格のほか、最新のカメラ向けイメージセンサをサポートすることだ。そのほかに、センサに接続するためのツールや、急速充電技術も搭載する。

 Qualcommによると、3つのうち最もハイエンドなチップは625で、最新のLTEスピードをサポートするほか、高解像度カメラにも対応するという。また、425はエントリレベルチップ、435はその中間にあたるとしている。

 一方、Snapdragon Wearは最新の「Android Wear」搭載ウォッチを駆動するほか、応用範囲をさらに広げることを目的としたプラットフォームだ。Snapdragon Wearには、プロセッサ、ソフトウェア、サポート、リファレンス設計が含まれ、フィットネストラッカーからファッション性のあるデバイス、モバイル端末に至るあらゆるウェアラブル製品をターゲットとしている。

 Snapdragon Wear 2100は「Snapdragon 400」より30%小型化され、電力消費は25%減少し、より多くのセンサに対応する。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]