Qualcommは米国時間2月11日、新「Snapdragon」プロセッサ3種類を発表した。スマートフォンのカメラ、ビデオ、ゲーミング性能の強化を目的として設計されている。同社はまた、最新ウェアラブル端末向けのシステムオンチップ(SoC)「Snapdragon Wear 2100」も発表した。
3つのSnapdragonチップは、「625」「435」「425」となっており、その狙いは、LTEや802.11acなどの新しい通信規格のほか、最新のカメラ向けイメージセンサをサポートすることだ。そのほかに、センサに接続するためのツールや、急速充電技術も搭載する。
Qualcommによると、3つのうち最もハイエンドなチップは625で、最新のLTEスピードをサポートするほか、高解像度カメラにも対応するという。また、425はエントリレベルチップ、435はその中間にあたるとしている。
一方、Snapdragon Wearは最新の「Android Wear」搭載ウォッチを駆動するほか、応用範囲をさらに広げることを目的としたプラットフォームだ。Snapdragon Wearには、プロセッサ、ソフトウェア、サポート、リファレンス設計が含まれ、フィットネストラッカーからファッション性のあるデバイス、モバイル端末に至るあらゆるウェアラブル製品をターゲットとしている。
Snapdragon Wear 2100は「Snapdragon 400」より30%小型化され、電力消費は25%減少し、より多くのセンサに対応する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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