Comcast、DOCSIS 3.1規格の高速インターネットサービスを開始へ

Chris Duckett (ZDNET.com) 翻訳校正: 佐藤卓 長谷睦 (ガリレオ)2016年02月04日 11時57分

 米国の通信プロバイダーComcastが、「DOCSIS 3.1」標準規格を使った世界初のギガビット級インターネットサービスとうたう高速接続サービスを、まずはアトランタとナッシュビルのユーザー向けに提供することになった。

 この2つの都市では、2016年前半のうちにこの高速ケーブルインターネットサービスを利用できるようになり、2016年後半にはシカゴ、デトロイト、マイアミにサービスが拡大されるという。

 ComcastはDOCSIS 3.1を、超高速ブロードバンドの進化における大きな一歩だと称賛している。

 今回のサービスは、個人および企業向けの商用サービスとなる。Comcastはこの発表に先立つ2015年末、フィラデルフィアでモデムのテストを行っていた。

 「DOCSIS 3.1の優れた点は、後方互換性を持っていることにある。そのため、道路や裏庭を掘り起こす必要がない」と、Comcastのエグゼクティブバイスプレジデント兼最高技術責任者(CTO)を務めるTony Werner氏はテストの際に語っていた。

 さらにWerner氏は、「このテクノロジを、当社の先進的なHFCネットワークですでに実施した大規模なアップグレードと組み合わせることで、お客様に提供できるギガビットサービスの選択肢が増えることになる」と述べた。

 Comcastはすでに、「Gigabit Pro」と呼ばれる光ファイバを用いた2Gbpsの対称型サービスを、アトランタ、シカゴ、デトロイト、マイアミ、ナッシュビルで提供している。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]