スギ花粉アレルギー持ちには気が重い季節になってきた。Twitterで「花粉」を検索すると、もう「来た」「飛んでる」「感じる」といったツイートが現れている。また、冬から春にかけては、PM2.5や黄砂といった微小粒子の飛散状況も心配だ。
花粉やPM2.5から身を守るには、すきま風を防いで室内への侵入を防いだり、外出時に正しくマスクを着用したりといった対策が大切。そのうえで、PM2.5などの濃度を計測できる機器「AirVisual Node」を活用してはどうだろう。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中。
AirVisual Nodeは、7.21×4.2×3インチ(約18.3×10.7×7.6cm)のボディに5インチ画面を搭載したデスクトップ空気汚染度モニター。屋内および屋外のPM2.5と二酸化炭素(CO2)などの濃度をリアルタイムに表示する。
グラフと顔アイコンで汚染状況を示し、対策や警戒をとるよう促す。スマートフォンとも連携し、汚染警告を通知させることも可能。
AirVisual Nodeと、AirVisual用ウェブサイトとスマートフォンアプリでは、世界25カ国以上、5000都市以上の大気について、状態を調べたり予報を確認したりできる。さらに、AirVisual Nodeは設置した地域の情報を送信するので、ユーザーが増えるほど得られる情報が充実する。
検出できる微小粒子は、PM2.5(サイズが0.3μmから2.5μm)とPM10。CO2センサの感度は400ppmから1万ppm。ちなみに、黄砂の大きさは約4μm、スギ花粉の大きさは20μmから40μmだそうだ。
Indiegogoでの目標金額は1万ドル。記事執筆時点(日本時間2月2日16時)で約6000ドルの資金を集めている。キャンペーン期間はあと34日ある。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」