Facebookが、再びニュースフィードのアルゴリズムに変更を加えた。これは、サイトに表示されるコンテンツに関するユーザーの満足度を維持すべく、同社が続けている取り組みの一環だ。
今回の変更は、ニュースフィードのコンテンツに関する日々の体験を報告するよう一部ユーザーに依頼し、そこから得た定性的なフィードバックに基づくものだとFacebookは述べている。
この調査から、実際に何らかのアクションを示さないとしても、ユーザーがニュースフィードの上位に表示してほしいと考える投稿をランク付けすることができたという。
ユーザーが投稿に対して示すアクションの代わりに、Facebookは2つの指標に注目した。ユーザーが特定の投稿をフィードのトップに表示してほしいと考える確率と、ユーザーが投稿に「いいね!」やシェア、あるいはコメントをする確率だ。
「調査を通じて、ユーザーがニュースフィードで良い体験をしたと報告するのは、上位に表示される投稿が、求められた場合には良い評価をする可能性が高く、なおかつ何らかの反応を示す可能性が高いものである場合だということが確かめられた」と、ソフトウェアエンジニアのCheng Zhang氏とSi Chen氏はブログで述べている。
また、今回の変更がページ配信に及ぼす影響は、そのオーディエンスと投稿活動の違いによって異なるとFacebookは述べている。それでも、投稿のクリック率が、実際にその投稿を閲覧したいと報告したユーザーの数と一致しない場合には、表示回数とリファラルトラフィックに多少の影響が生じる可能性がある。
また、ページ配信で「いいね!」やシェアを呼びかける必要はない。Facebookによると、それは測定値を一時的に上昇させるだけで、いずれは長期的なランキングによって均されてしまうという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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