家のなかでもっとも数が多く、いたるところで使われている電気製品といえば、照明器具だろう。そんな特性に着目した、照明器具をホームセキュリティ機器として活用するためのスマートLED電球「ComfyLight」が、クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中だ。
ComfyLightは、E26またはE27サイズのソケットに取り付け可能なLED電球。人の動きに反応するセンサ、無線LAN(Wi-Fi)経由のインターネット接続機能などを備え、留守宅で不審な動きを検知すると連携させたスマートフォンに警告を送る。これにより、自宅から離れていても、不審者の侵入を通報できる。
人の動きを調べるセンサはマイクロ波を使うタイプで、ランプシェードで電球が覆われるタイプの照明器具に取り付けても機能するそうだ。さらに、人間とペットの動きの違いを区別できるとしている。スマートフォン用アプリの画面では、各ComfyLightの状態や侵入者がいないことが確認できる。
日常的な人の動きを学習する機能もあり、留守中にそれぞれのComfyLightが自動的に点灯、消灯する。この機能のおかげで、まるで家人が在宅しているかのように見せ、泥棒の侵入をためらわせられる。
光センサも搭載しており、暗い状態で部屋に人がいると点灯し、部屋から人が出て行くと自動的に消灯する。しかも、紫外線(UV)センサにより太陽光と照明の光を区別できるので、誤作動しないという。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間2月21日まで。記事執筆時点(日本時間1月27日16時)で、すでに目標金額5万ユーロを大きく上回る約8万3000ユーロの資金を集めている。
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