財布やスマートフォンの置き忘れを防ぐ手段の1つとして、スマートフォンとワイヤレス連携するスマート財布がある。具体的な例として、以前「Walli」を紹介した。
今回クラウドファンディングサービス「Kickstarter」から取り上げるのは、現金よりもクレジットカードや各種ポイントカードを使う機会の多い人に向いたスマート財布「Ekster Wallet」だ。
Ekster Walletは、スマートフォンとBluetooth連携し、両者間の距離が離れて通信が途絶えると置き忘れたと判断して警告してくれる。遠く離れていていも、クラウドGPSで置き場所を特定できる。
スマートフォンから指示してEkster Walletのブザーを鳴らしたり、逆にEkster Walletからスマートフォンを呼び出したりする機能も備え、近くまで来て置き場所が分からない場合も探しやすい。
最大の特徴は、クレジットカードやキャッシュカード、ポイントカードがボタン操作で飛び出すポップアップ機能。Ekster Walletに収納されている最大5枚のカードが少しずつずれて出てくるので、目的のカードを見つけやすく、使い勝手がよい。さらに、非接触式ICカードのスキミングを防ぐRFIDブロック機能もありがたい。
Ekster Walletの「Parliament」というモデルは、ポップアップ非対応のカード用ポケット2つと、カードや紙幣などを挟んでおけるゴム製ストラップも備える。使用頻度の低いカードは、こちらに入れればよい。また、ミニマニスト指向のシンプルなものを好む人には、ポケットなし、ストラップありのモデル「Senate」がおすすめだ。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間1月29日まで。記事執筆時点(日本時間1月25日18時)で、すでに目標金額1万5000ユーロの15倍を超える約22万6000ユーロの資金を集めている。
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