家から持って行くのを忘れたり、店で会計したときに置き忘れたりしがちな財布には、忘れ物防止タグを付けておくと良い。だだ、こうしたスマートタグは財布の中身まで管理できないので、運転免許証やクレジットカードなどを入れ忘れるとお手上げだ。
しかし、クラウドファンディングサービス「Indiegogo」に登場したスマート財布「Walli」なら、財布そのものの置き忘れだけでなく、財布の中に入れておくべきものがない場合も警告してくれる。
Walliは、Bluetoothでスマートフォン上のアプリと連携し、さまざまな機能を提供するスマート財布。家や店に忘れてスマートフォンとの距離が離れると、アプリが教えてくれるので取りに戻れる。
逆に、スマートフォンを探す機能も備えている。スマートフォンの置き場所が分からなくなったら、Walliをダブルタップしてスマートフォンのアラームを鳴らせば見つけられる。アラームは、スマートフォンをマナーモードにしていても鳴る。
Walliのもっとも特徴的な機能は、中身の入れ忘れを防ぐスマートポケット「SecurePockets」だ。このポケットは、普段入れられているカード類がある程度以上の時間ポケットに戻されないと、アプリを介して警告してくれる。この機能により、支払いに使ったクレジットカードを店に置き忘れてしまうことを防げる。
また、Walliは電波を通さないようになっていて、非接触式ICカードがスキミングされる心配もない。
Indiegogoでの目標金額は2万5000ドル。記事執筆時点(日本時間11月20日11時)で、すでに目標を上回る約3万ドルの資金を集めている。
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