「MockUPhone」は、画面入りのiOSデバイスのモック画像を簡単に作成できるサービスだ。iPhoneやiPadなどiOSデバイスを一覧から選択したのち、画像を選んでアップロードするだけで4パターンのモック画像を自動作成してくれるので、プレゼン資料などで画面入りのiOSデバイスのモック画像が必要な場合に重宝する。
使い方は簡単で、一覧画面から必要なiOSデバイスを選択したのち、画像ファイルをアップロード。画像サイズはデバイスごとに決まっており、例えばiPhone 6 Plusは1242×2208ピクセル、iPad Air 2であれば1536×2048ピクセルが推奨とされるが、これ以外のサイズの場合も自動的にサイズが調整される。画面方向は縦向きが基準で、横向きの画像は横幅を基準に縮小されてしまうので、あらかじめ90度回転させて縦長にしておくのがよいだろう。
アップロードが完了するとプレビューが表示されるので、確認して問題がなければダウンロードを行う。ダウンロードはプレビューページから直接行えるわけではなく、メールでダウンロードURLを受信し、記されたURLにアクセスしてあらためてダウンロードを行う手順になる。
モック画像はそれぞれ角度が異なる3~4種類が用意されており、ファイル形式はPNG、サイズは2000×2000ピクセルとなる。本格的な印刷用途に使うにはやや物足りない大きさだが、プレゼン資料のレベルであれば十分すぎるサイズだ。いずれも背景が透過になっているので、そのまま貼り付けられるのもうれしい。
サイトは英語表示だがとくに使い方を迷う箇所もなく、実用性も高い。やや気になるのは、ダウンロードURLを記したメールを受信するにあたってメールレターの受信が必須とされていること、またiOSデバイスの一覧にiPad Proなど直近1年ほどの新製品が登録されておらず、iPad Air 2が最後になっていることだろうか。こちらが補完されるのも期待したいところだ。
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