ログバーは1月6日、話した言語をリアルタイムで音声翻訳するウェアラブル翻訳デバイス「ili(イリー)」を、米国ラスベガスで開催されているCES 2016で発表した。端末のボタンを押して、会話するだけで音声翻訳が可能。また、Wi-Fiや3Gといったインターネット接続を必要としない。現在は、日本語、英語、中国語の3カ国語に対応している。
同社によると、一般的な会話だけでなく、旅行に特化した翻訳辞書を内蔵しているため、旅行中の買い物、トラブル、レストランといったシーンをサポートするという。
発売は2016年夏を予定しており、既存ビジネスモデルとのコラボレーションや、iliを利用した新規ビジネスモデルの構築など、旅行関連事業者との連携を進めているという。
ログバーは、指輪型のウェアラブルデバイス「Ring」を開発、販売している企業。iliは同社の最新プロダクトとなる。
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