スクウェア・エニックスは1月5日、ファッションブランドのLOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)が展開する2016年春夏コレクションの新広告キャンペーン「SERIES 4」のモデルとして、「ファイナルファンタジーXIII」の主人公であるライトニングが起用されたと発表した。
このコラボレーションは、強い意志を持つ女性像として描かれたライトニングが、SERIES 4のビジョンを表現できるモデルとして起用されたもの。また「伝統を守りながらもつねに革新を追求し、世界最高の品質を実現するという、両者に共通する要素を体現」しているという。ライトニングは、1月から世界各国で発売される雑誌の広告やプロモーションビデオに登場する。
今回のコラボレーションについて、ルイ・ヴィトンのレディース・コレクション アーティスティック・ディレクター ニコラ・ジェスキエール氏ならびに、ライトニングのキャラクターデザインを担当したスクウェア・エニックスの野村哲也氏は次のようにコメントしている。
ビデオゲームのバーチャルな美は、このコレクションにおいて最も重要な存在です。そして、ヒロイン像や、優れたアイコンとなるような勇敢な行動を取る女性の姿を表すものをプロモートしようとすれば、バーチャルな存在がブランド創立の理念と合致することは明らかです。ライトニングは、グローバル、勇敢な女性、そして生活の中でソーシャルなネットワークとコミュニケーションがシームレスに張り巡らされた世界を体現する完璧なキャラクターです。また彼女は、新たな描画プロセスの象徴でもあります。フォトグラフィーとデザインの伝統的な原理を超えたグラフィックは、どのように創り出せるのだろうか?ライトニングは、表現の新しい時代の到来を告げる存在なのです(ニコラ・ジェスキエール氏)
今回のライトニングの新しい姿は、ポーズやアクションに至るまで、全てルイ・ヴィトンのプロデュースで作成されました。また、タイトなスケジュールの中、弊社ヴィジュアルワークスのスタッフが素晴らしい仕事をしてくれました。ゲームのプロモーションではなく、キャラクター単体として世界的なブランドから声をかけて頂き、再び息吹を得られたことを大変光栄に思います(野村哲也氏)
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