ウォンテッドリー、ビジネス向けグループチャットアプリ「Syncメッセンジャー」を公開

 ビジネスSNS「Wantedly」を運営するウォンテッドリーは1月5日、グループチャットアプリ「Syncメッセンジャー」を公開した。これまでのウェブブラウザからの利用に加えて、Windows、Mac、iPhone、Android向けアプリを提供する。

 SNSのチャットがビジネスシーンで使われるケースが増えている一方で、公私混同が起きてしまう問題を解決するために開発されたという。社内外のメンバーと簡単に連絡できるほか、プライベートとビジネスの使い分けが可能となるとしている。

「Syncメッセンジャー」
「Syncメッセンジャー」

 Syncメッセンジャーの機能は以下の通り。

  • 名指しでメッセージを送信でき、また自分宛てのメッセージを一覧で確認できる「名指し機能(@メンション)」
  • URLやQRコードを用いてSyncに招待できる「招待機能」
  • チャットのタイトルだけではなく、メッセージの内容も対象となる「全文検索機能」
  • 無制限・無期限で利用できる「ファイル共有機能」
  • Wantedlyのプロフィールと連携し、名前や会社名、役職、学歴などから知り合いを検索できる「知り合い検索機能」
全てのデバイス・OSに対応
全てのデバイス・OSに対応

 Syncメッセンジャーは、ベータテスト期間中に、NPOや学生団体、フリーランス、個人事業主を中心に試験導入されていた。今回の正式リリースにより、月間70万人のビジネスパーソンが利用するWantedlyの登録会員も利用可能になるという。今後は、社外の取引先とFacebookで仕事することの多いウェブ業界のビジネスパーソンをターゲットに利用者を拡大していく予定としている。

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