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静かに進行するWebRTCのイノベーション - (page 3)

白石俊平(オープンウェブ・テクノロジー代表)2015年12月31日 07時00分
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WebRTCのコネクティビティとインターオペラビリティ

 WebRTCの仕様策定は、W3C(World Wide Web Consortium)という標準化団体が中心となって行っている。W3Cは、Webに関する様々な技術的仕様の標準化を進めている国際的な組織だ。

 W3Cには、Google、Apple、Microsoft、Mozilla(Firefoxブラウザの開発元)といったウェブブラウザベンダーが加入しており、各ブラウザは標準仕様に基づいたWebRTCの実装を搭載している。Google ChromeとMozilla Firefoxなど、異なるウェブブラウザ間でもWebRTCで通信できる(例えば前述のFacebookメッセンジャーは、ChromeとFirefoxの間で通信が可能だ)のはそのためだ。

 そのため、従来専用アプリが必要とされていたビデオ通話/ビデオ会議と言った製品カテゴリにおいて、WebRTCの採用が広く進みつつある。

 いくつか例を挙げよう。

 AmazonのMaydayは、24時間365日、1クリックでビデオ通話によるカスタマーサポートを受けられるという革新的なサービスである(ただし利用には同社のFireタブレットが必要)。登場時大きく話題になったこちらのサービスは、WebRTCによるリアルタイム通信が支えている。

Amazon Mayday
Amazon Mayday

 楽天の「ネット保険デスク」というサービスでは、ビデオ通話を用いてアドバイザーと相談しながら、生命保険を申し込める。同サービスはChromeとFirefox、そしてスマートフォン(Android)からも利用できるが、これはWebRTCの接続性あってのことだ。

楽天 ネット保険デスク
楽天 ネット保険デスク

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