Facebookではこれまで、自分の「本当」の名前を使わなければならなかった。しかしもはや、これは必須ではなくなる。
世界最大のソーシャルネットワークを運営するFacebookは、ユーザーが自らを名乗る方法のルールを緩和し、「通称」の名前をより簡単に使えるようにすると述べた。Facebookはさらに、ハラサー(嫌がらせをする人)がユーザーのアカウントを無効にするようFacebookに求めることを難しくするとも述べた。
Facebookの従業員2人は米国時間12月15日、今回の動きを発表したブログ投稿の中で次のように書いた。「われわれが認識しているのは、この(実名登録の)ポリシーが皆にとって有効に機能するのが重要だということであり、とりわけ疎外されたり差別を受けたりしているコミュニティーについてはそうだ」
Facebookは、珍しい名前についてより寛容にするようシステムを変更したとして、自らの身元を認証しなければならない人の数を減らしたいと述べた。同社はまた、ユーザーが通常の行政機関発行の身分証明書だけでなく、さまざまな資料を使用して自身の情報を認証できるようにすると述べた。ユーザーはさらに、Facebookから求められた場合、実名を使用していない理由を説明できるようになる。Facebookは、「この追加情報は、当社のレビューチームが状況をよりよく理解するのに役立つので、より個人に合わせたサポートを提供できるようになる」と述べた。
また、Facebookによると、「偽名」を報告する人は今後、Facebook上の名前がなぜ「日常生活での名前とは異なる」のかを含め、何が問題なのかを説明する必要があるという。
Facebookは、新ツールをまずは米国でテストするが、改良に伴ってより広範に提供する予定だと述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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