サムスン、「Galaxy S7」に感圧ディスプレイなど搭載か

Lance Whitney (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2015年12月15日 08時16分

UPDATE サムスンの「Galaxy S7」に、感圧ディスプレイなど革新的な機能が搭載される可能性がある。

 2016年に登場するサムスンのスマートフォンに、タッチ圧力を感知する画面が搭載される予定だと、The Wall Street Journal(WSJ)は米国時間12月14日、「事情に詳しい複数の人物」の話として報じている。さらに、新しい高速充電ポートや高性能カメラ、一部のモデルには網膜スキャナも装備される可能性があるとしている。

 2015年の「Galaxy S6」および「Galaxy S6 edge」は低迷するサムスンのスマートフォン販売に十分な活力を与えられなかったため、同社はGalaxy S7で消費者の興味を引く必要がある。同社のシェアは、ローエンドの部分は低価格の中国製端末により、そして、ハイエンドの部分はAppleの「iPhone」から侵食されている。モバイル事業幹部を交代させたサムスンの課題は、自社の主力端末にモダンで魅力的な機能を装備する一方で競争力のある価格を保つことである。

 Galaxy S6シリーズと同様に、新しいスマートフォンも、標準ディスプレイを搭載するGalaxy S7と、左右の側面までを覆うディスプレイを持つ「Galaxy S7 edge」の2機種が用意されると予想されている。WSJの情報筋らによると、2016年2月下旬にMobile World Congressで発表され、3月中旬に米国で販売される予定だという。

 この感圧スクリーンは、「iPhone 6s」と「iPhone 6s Plus」の「3D Touch」に対抗しうる機能になりそうだ。スクリーンを軽くタップする、あるいはより強くタッチする場合とで異なる操作を実現する。

 WSJの情報筋らによると、高速充電ポートは「USB Type-C」技術を採用し、30分未満で1日分の充電が可能になるという。これまでにGoogleの「Nexus 5X」などがUSB Type-Cに対応している。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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