ピクスタ、権利侵害を起因とした損害を補償する「安心補償サービス」を開始

 ピクスタは12月10日、写真・イラスト・動画素材のマーケットプレイス「PIXTA」での素材購入時に発生した権利侵害(著作権侵害、肖像権侵害など)を起因とした損害を補償する「安心補償サービス」を開始した。追加料金は不要。

  • 「安心補償サービス」を新たに開始

 PIXTAで購入した未加工のデジタル素材に、著作権侵害や肖像権侵害などの権利侵害が発生した場合、購入者が被った損害を一定の条件下で補償するもの。PIXTA素材を最初にダウンロードした日から1年間を有効期限として、自動的に開始される。補償限度額は会員ごとの総計で100万円までとし、購入者である会員が利用規約などに違反していないことなどが条件だという。

 同社によると、ブランドロイヤルティを高めるため、PIXTAに「補償」という安心して素材を使用できる価値を加えたとのこと。また、昨今の社会的な著作権侵害に対する意識の向上や企業のコンプライアンス意識の高まりを背景に、企業が日々使用するデジタル素材の著作権や肖像権について、今まで以上に意識を向けるようになったことも導入の背景だとした。

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