筆者はライターという仕事柄できるだけ手をホームポジションから離したくないので、ポインティングデバイスとしてマウスを使わず、トラックポイントを利用している。欠点もあるデバイスだが、これを上回るマウスポインタ操作法に出会えていない。
しかし、クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で見つけた「Aerion Mouse」なら、筆者のようなユーザーも、マウスなどを愛用していたユーザーも満足させるかもしれない。
Aerion Mouseは、4×3×2.5cmのキノコ型ポインティングデバイス。指のあいだに挟み、傾けることでマウスポインタを動かしたり、クリック操作したりできる。
もちろん、ダブルクリックやドラッグにも対応している。左右どちらの手の指でも使える。少し慣れは必要だが、Aerion Mouseを指に挟んだままキーボード操作することも可能。
ワイヤレス式なので、邪魔なケーブルを引きずらないで済む。マウスパッドも不要で、テーブル表面の模様に影響を受けることもない。もちろん、ボール式マウスやトラックボールと違って、クリーニングも必要ない。
内蔵バッテリは、USBケーブルを接続して充電する。充電用のドックも用意されているので、使わないときに置く習慣を付ければバッテリ切れで困ることはないだろう。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間12月9日まで。記事執筆時点(日本時間12月8日12時)で、すでに目標金額6000ユーロの2倍近い11万ユーロ強の資金を集めている。
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